ドーリーポップは元ギャルレンズ、Dollyな愛らしさならドーリーポップ推し!
ドーリーポップといえば、広告媒体に出ているモデルさん以外にも、テレビ出演者などが多く使っているだろうと言われていたレンズ。
黒目盛りを簡単に実現させてくれながら、目の中心はしっかりとクリアで、自分の目を生かしながらも、「ごく黒 大型化」させてくれるレンズとして有名でした。つけまでがっちりセーブルをふさふさに盛るタイプのDolly系の目であれば、やはりこのレンズは、長年鉄板のNo.1レンズだったといっても過言ではないでしょう。
今は、あまりに黒目を大きくするのは流行らなくなってきましたが、現在は、そのリングの幅、カラリング、柄などさまざまなタイプが登場して、ドーリーポップというブランドとしてタイプの異なるデザインの製品群を指しています。
シャインブラウンを除けば、やはりドーリーな目元演出に負けない「くっきり黒フチ」なのは変わりませんが、中の着色部分の幅も大きめのものと、縁だけのフレアタイプなどに別れます。
私がおすすめなのがフレアタイプ。
もともと自分の目の色がライトカラーに近いこともありますが、ぼやけてしまいがちな目の印象を、細めの黒リングラインなのに、周りから浮かず、そして中心に向けて薄っすらと、細かいドットのライトカラーの点で描いてくれており、黒目にはブラウンやグレーの輝きをプラス。そのエッヂにはくっきりとした輪が現れます。
着物などにもシックなおとなの目元印象を与えてくれながら、かつ強いという個性的レンズ。
さらに、通常のカラータイプのものは、他社レンズとはことなり、螺線形に中のカラーの柄部分が配されていたりということもあり、「人の自然な目に限りなく近いのに、ちょっと目元や顔などを動かすと、人工的なアクセント」が有ることがわかるという個性派のデザイン。
いつも尖った系ファッションでは、目元を外国人風の派手色レンズにしなければと思う人も多いようですが、実はこのドーリーポップに有るような、色合いはわりと普通(明るい派手目のものもある)なのに螺旋の柄などのものを選べば、顔だけが浮きすぎず、いい感じに全体のバランスがとれます。
とくに10代女子にはおすすめしたいレンズです。